大谷さん1
大谷さん(仮名)、30代前半。
とにかく事務所は大谷さんが中心で、いわゆるお局みたいな感じだった。
大谷さんより年上の人達も、(大げさだけど)言いなりになってた。
所長(1番偉い人)がいる時はおとなしかったから、要領いいなーと思う。(笑)
事務所は女性が多いので、所長以外の男性2人への悪口は特に辛辣で、そこまで言う?というような内容を毎日聞かされた。
女性の悪口も言うんだけど、あからさまに悪口として言わないのが上手かった。
その日に外出していてその場に居ない社員の悪口は毎日言ってたし、事務所を訪れたお客さん・業者の人の悪口まで言う人だった。
人の体臭や口臭について言うことも多かった。
◯◯通運
郵便物の集荷に来る若い男の子はお気に入りのようだった。
ある日その男の子の話題になった時、急に「でも私、◯◯通運の人とは結婚したくな〜い!旦那って紹介するのも嫌じゃない?」と言い出した。
何が嫌なのか分からないけれど、
◯◯通運の男の子は大谷さんと付き合いたいなんて言っていない・・・。(笑)
謎の行動
大谷さんが仕事に使うシステムで分からなかった事があったらしく、
私がそれをコールセンターに質問しろと言わた。
私はそのシステムを使ったことがなかったので
言われた通りにコールセンターの人に質問して、返ってきた答をそのまま伝えたけど、「うん、それは知ってるんだよね(笑)」と言われた。
何がしたかったのかな?(笑)
システムを理解させる為だったと考えたいけど、
私がそのシステムを使うことはないので、未だに私に聞かせた意味が分からない。
バナナクリップ
終始大谷さんは髪をまとめるバナナクリップに興味があったみたいだった。
しょっちゅうバナナクリップの話をしてたけど、なぜか買わなかった。
欲しいなら買えばいいのに・・・
ある日大谷さんが「◯◯さん(私)はバナナクリップ使ってるよね〜」と派遣さんに言っていた声が大きくて私にも聞こえた。
その日私はヘアゴムを使っていた。
私に言ってるようではなかったし、話に入るといつもの「え?」っていう態度をされるから、なにも反応しなかった。
資料を取りに席を立つとヘアゴムを見て「あ!今日に限って違うじゃん(笑)」と大きい声で笑っていた。
悔しかったけど、なにも言えなかった。