退職を決めた理由

 

何で辞めることになったのか?と聞かれると、

「仕事と人間が合わなかった」と答えている。

 

未だに整理がついていなくて、この一言以外で説明することができない。

 

 

 

 辞めるか悩んでいた時、学生時代の先輩に転職の質問をしたり、友人が直接連絡をくれた。

励ましの言葉やアドバイスをもらって、ああ辞めていいんだ、辞めても次があるんだ、と気付けた。

 

辞めてよかった。

本当にありがとう!

 

 

 

 

仕事

自分よりきつい仕事で頑張っている人が世の中にも友人の中にもたくさんいるから、甘えだと思われても仕方ないと思ってます。それを踏まえて書きます。

 

 

会計事務所

まず、やりたいことも特にないまま就職活動をして、数字が苦手なのに会計事務所を受けた私に原因がある。

 

それでも入社してから休みの日は簿記の専門学校に通っていた。社会保険の本を買って少しでも知識を追いつこうと努力はしていた。

 

私の歓迎会で「簿記の勉強してるんだ?簿記3級取れなかったら才能ないよ(笑)」と言われた。

 

秋に受けた3級は落ちた。

そういうことなんだろう。

 

 

仕事量

 とにかく仕事が多かった。

 

「とても仕事ができる4年目」の仕事を、そのまま全部担当させられたのが一番きつかった。

残業しても残業しても終わらなかった。

 

会計の仕事は顧問先ごとにやり方が違うから、前任のMさんじゃないと分からないことばっかりだった。

上司がすべき仕事もMさんがしていて、上司も全く把握しておらず、誰に質問しても「分からない」と言われるだけだった。

 

 所長から直接言われたことだが、

そもそもMさん→何にも分からない私に引き継ぎをしたのが間違いで、

Mさん→経験者に引き継ぐべきだった。

 

 

質問

 教育担当や直属の先輩がいないのがつらかった。

「仕事で分からないことを自分から質問する」のは当然だが、

何も教えられないまま、はいどうぞ!と仕事をさせられても何も分からなかった。

 

自分の直属の先輩はいないから、質問をするのはいつも「違うチームの人」になる。

こちらは質問しづらいし、向こうも「何で私に質問するの?」という態度になる。

前述のように、辞めたMさんしか分からないと返されたり、イライラしながら返されることが常だったので、だんだん質問すること自体が負担になった。

 

 

 

人間

前述の大谷さんと重原さんをはじめ、ほぼ全員普通じゃなかった気がする。(笑)

 

上手く言葉にできないけど、これまでの人生でのコミュニケーションの取り方が全く通用しない人たちだった。なんというか、相手の感情を読み取れない人たちだった。

皆プライベートで会う友人はほとんどいないようだった。

 

 

大谷さんと重原さん

何故か、大谷さんの担当の会社を、私と重原さんが手伝うことになっており、

年末が近付くにつれ、大谷・重原・私の3人で、お客さんの会社に行って作業をすることがとても多くなった。

 

その間、私は自分の担当の仕事ができなかった。

必然的にどんどん残業が多くなった。

 

一緒に過ごす時間が長くなれば長くなるほど、二人のことが苦手になっていった。

 

質問をすれば「なんで分からないの?」という態度をされ馬鹿にされどんどん仕事が嫌になった。

 

「徹底的にバカ扱いされると脳の回転が鈍る」という一文を他の人のブログで見たことがあるけど、まさにその通りだと思う。

毎日毎日そういう扱いをされるから、ああ自分はバカなんだと思ってどんどん自信がなくなって、なにをするにもパニックになっていた。

 

相手をバカ扱いする側は簡単かもしれないけど、それを毎日繰り返される側にとっては(逆らえない相手だと特に)大きな影響力がある。